【対談】多様な経験が力に変わる。成長機会が溢れるヒューマンキャピタリストという仕事【後編】

2023-04-26
【対談】多様な経験が力に変わる。成長機会が溢れるヒューマンキャピタリストという仕事【後編】

四半期に一度、フォースタートアップス(以降、フォースタ)の経営を非連続に進化させた躍進的なプロジェクトに与えられる社内表彰「四半期PROJECT大賞」。先日、当賞を受賞したのは女性3人のチームでした。スタートアップ企業が抱える課題に向き合い、その課題をチームで解決する「ヒューマンキャピタリスト」。入社時は未経験だった3名は、バックグラウンドも強みも全く異なります。そんな彼女たちの個性を活かした活躍ぶりを対談を通してお届けします。後編では個人の活動をメインに、ヒューマンキャピタリストの仕事のやりがいや醍醐味について、3人が語り尽くしました。(前編はこちらから)

機会は平等。意欲と成果に対してチャンスが訪れる

――フォースタにおける女性の活躍についても教えてください。

安松:女性の皆さん、すごく活躍していますよね。

尾崎:リーダーシップを発揮している女性も多いです。つい先日も、ヒューマンキャピタリストの最高職位である「プリンシパル」に女性2名が就任しました!

安松:私はそもそも女性、男性と考えたことがありません。フォースタの環境は、自分の残した成果が評価されるし、結果を出せば次のチャンスが回ってきます。先ほどお話しした3人で表彰を受けたプロジェクトは、正直に言うと、私が何か大きな価値を提供できたというよりは、完全に私が育ててもらったプロジェクトでした。会社からすると、私に対する投資だったと思います。ただ、いただいた機会に対して成果を残すことができたから表彰にも繋がったし、次のチャンスをいただくことにも繋がりました。学んだことを次のプロジェクトに活かすことで、機会とチャンスが巡っています。

伊藤:前職と比べても、フォースタは女性のリーダーが多いですね。今、安松さんの話にも出たように、男女関係なく人の可能性を信じる会社だと強く思います。それは、人こそがフォースタの価値だから。

私たちヒューマンキャピタリスト自身がいかに市場に価値提供をできるかが問われています。ベースになるのが「やりたい」「頑張りたい」という自分たちの意志。「あなたの意志は何ですか」と聞かれることが多い会社です。そして、意志を持ち、発信することができれば、任せてもらえる環境です。そのチャンスは誰でも平等にあります。チャンスをモノにできる人が、どんどん次の機会を得ることができる会社だと思います。

――伊藤さんは、今はチャンスを作る立場でもありますね。

伊藤:はい。私自身これまでに沢山の機会をもらってきました。思うのは、フォースタは、チャンスをモノにしていけば、次がある会社だということ。私が実体験を持って知っています。だからこそ、機会を与えることはもちろんなのですが、しっかりと成果につなげていく方法を教えたい。機会をチャンスに変えることができる人を、いかに増やしていくか。それが、フォースタにとって大事なことだと思うので、こだわっていきたいです。

尾崎:お二人の言うことは本当で、私も、別のプロジェクトに参加することが決まりました。先ほどの表彰されたプロジェクトでの私を見てくれていた人がくれた機会です。

――素敵なお話です。目的意識が高い印象を受けました一方で、ワークライフバランスについてはいかがでしょうか?

尾崎:働き方という観点でいうと、周囲やチームと相談しながら自分で時間をコントロールしながら進めるのは利点ですね。プライベートとの両立という観点では、私はワークライフミックスという感覚を持っています。起業家と向き合っていると、ビジネスマンとしての至らなさを感じることは多いので、強制されている訳ではないですが自然と自己研鑽に費やしています。すごく意識高いように聞こえてしまいますが、ちゃんと趣味もありますよ。私は「謎解き部」を社内に作っていて、1〜2ヶ月に1回社内メンバーと遊んでいます。

▲尾崎は脱出ゲームに夢中。休日は社内のメンバーと共に足繁く通う

伊藤:ここで働くメンバーは、ただ熱心に仕事だけをしているわけではないです。仕事内容についてこうしてお話しするとそう聞こえるかもしれませんが、フォースタは、日々の自分の人生と仕事が密接に関わっていると感じます。私たちは、多くの人の人生の選択や生活に関わります。例えば私は、20代でメガベンチャーからスタートアップに転職しました。そのバックグラウンドを持つ私だから得られる視点、できるアドバイスがあります。

お子さんがいて、パートナーと分担して家事育児をしているメンバーもいます。そのような人たちは、お子さんを持ちながらの転職活動に対してアドバイスできるでしょうし、起業家にも、お子さんがいらっしゃる中スタートアップで働くことに対して、経営者としてできることを提案できるでしょう。バックグラウンドやライフイベントの経験が、その人の深みや強みになります。

安松:私は、29歳になる直前にフォースタに来ましたが、当時の私は何も持っていませんでした。それから2年経って、今はメンバーの育成係も担当しています。なので、フォースタにジョインしたいと考えた時に、ハードルが高いとは全く思わなくて大丈夫(笑)。

メンバーに、大変そうだったり、つまずいたりした際にかける言葉があります。それは「今いる環境を信じれば大丈夫」。私の原体験です。この会社は、意志があれば成長できる環境だから、やり続ければ大丈夫。「私もそうだったから」と言っています。ただ、スタートアップは他の産業にくらべて圧倒的に変化が速いので、一定のタフネスは必要かもしれません。変化が速い分、学ぶ速度も早く、成長できる環境だと思います。

伊藤:安松さんの言う通り、みんなそうです。最初から仕事が完璧にできるプロフェッショナルだけしか入れないわけではなく、フォースタの中でスキルや個性を磨いて強くなり、起業家の方々と向き合う中で視座が上がっていきます。今のフォースタを引っ張るマネージャーたちも、最初から今の強さをもっていたわけではなく、この環境で成長したからこそ、今があります。とても人が成長する会社なので、誰にでもチャンスはあります。

人生を欲張りたい人におすすめ。自分の個性、ちょっとした思いが仕事につながる

――今後の挑戦、目標も教えてください。

安松:私にしか作れない『EVANGE』を作りたいです。あまり「女性」を打ち出すのは好きではないですが、実際は女性の経営層をスタートアップに誘っている事例がまだ多くないので、女性のロールモデルをつくるためにも、『EVANGE』で発信しつつ、ヒューマンキャピタリストとしても事例を増やしていきたいと思っています。

尾崎:フォースタが価値提供できる領域は、もっとたくさんあるので、市場の変化や自社の成長フェーズにに合わせて、貢献できる場所を探し続けたいです。

伊藤:やりたいことは、一貫して「起業家への価値提供」で変わっていません。一方で、「How」は組織の大きさやポジションで変わりゆくと思います。日々の変化のなかで、自分の価値提供の幅を広げていきたいです。

今いるマネージャーたちは、バックグラウンドもキャラクターもみんな違います。それがフォースタの面白さで、私も自分のやるべきことに邁進すれば、ひとつのマネージャー像ができて、それが誰かのロールモデルになるかもしれません。だから、日々アップデートしながら、自分らしいヒューマンキャピタリスト、マネージャー像を極めたいです。

――最後に、フォースタへ関心を持っている人へのメッセージもお願いします。

尾崎:「自分はこのままでいいのだろうか」と不安に感じている人にこそ、勇気を出して飛び込んできてほしいです。確実に成長できる環境であり、本気の思いを応援する人しかいません。オフィスではさまざまなチームがワンフロアにいますが、どのチームも毎日会話が活発に行われています。

伊藤:人生を豊かにすればするほど、その人なりの味が出る。人生を欲張りたい人には、とてもいい仕事だと思います。

安松:私は敢えて、入る時点で強い意思や志がなくても大丈夫と言いたいです。私がそうでした。誰かの役に立ちたいとか、社会をもう少し元気にしたいとか、そんなちょっとした思いとフォースタでやれることは、実はつなげることができます。つなげ方はいくらでもあって、自分なりのアプローチで自分が感じた課題を解決できる、そういう目で見ると、フォースタが身近に感じられると思います。

――ありがとうございます。皆さんのご活躍を期待しています。

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