【STARTUP DB】調査結果 スタートアップ資金調達金額ランキング(2026年6月)

2026-07-07
【STARTUP DB】調査結果 スタートアップ資金調達金額ランキング(2026年6月)

成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:志水 雄一郎・代表取締役 COO:恒田 有希子 以下、フォースタートアップス)は、継続的にスタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2026年6月に発表された「スタートアップ資金調達金額ランキング(2026年6月)」を発表いたします。

2026年6月に発表された資金調達の金額ランキング
認知症・精神疾患治療薬の研究・開発を中心に、低分子医療品の力で中枢神経系疾患を克服する研究を行う東北大学発スタートアップのNeusignal Therapeutics(ニューシグナル セラピューティクス)は、シリーズBラウンドで53億2,000万円を調達しトップに立ちました。
海外でインターネットを利用することができるサービスの運営を手掛けるトリファは、シリーズCラウンドで33億円(プレスリリースで発表された50億円から、登記簿で公表された調達金額17億円を抜いた額)を調達し2位に続きました。
※2026年6月の資金調達額の合計をランキング形式で並べました。原則的に登記簿から取得した調達日を優先しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計しています。

1位は東北大学発スタートアップのNeusignal Therapeutics(ニューシグナル セラピューティクス)で、53億2,000万円を調達しました。

同社は東北大学医薬品開発研究センターの森口茂樹准教授の研究成果を基に、中枢系疾患に対する治療薬開発を手掛けています。中枢系疾患の1つであるアルツハイマー型認知症は、急速な高齢化を背景に患者数が増加しており、世界的に治療薬の開発が行われていますが、依然としてアンメットメディカルニーズが非常に大きい領域です。同社は新規作用機序を有する低分子医薬品の開発を通じて、アルツハイマー型認知症に苦しむ患者の治療満足度向上、家族・介護者の負担軽減等への貢献を目指しているとのことです。

2位はアプリ1つで簡単に海外でインターネットを利用することができるサービスを展開するトリファで、シリーズCラウンドで33億円(プレスリリースで発表された50億円から、登記簿で公表された調達金額17億円を抜いた額)を調達しました。
「トリファ」は世界195ヵ国の“eSIM”を購入できる海外用データ通信アプリです。アプリ上でデータの購入・使用ができるので面倒な手続きは一切不要です。目的に合わせた柔軟なプランを提供しており、海外旅行、海外出張、日本への一時帰国とさまざまなケースで利用が可能となっています。また、24時間365日体制で日本語でのカスタマーサポートも充実しています。これからもよりグローバルな視点で世界中の方へシームレスでストレスフリーな旅行体験を提供できるようサービス拡充していくとのことです。

3位はDMM GAME翻訳の統合AI翻訳環境「AlgoLoc」を提供するKOWRO(コヲロ)で、30億円を調達しました。
「AlgoLoc」は、ゲームやエンターテインメントコンテンツ向けのAI翻訳・翻訳管理プラットフォームです。翻訳ディレクションの作成からAI翻訳、リライト、品質チェックまでをAIと翻訳者の協働により一貫して支援します。キャラクター設定や世界観、シーンの文脈、文字数制限などを考慮した高品質な翻訳を実現できる点が特徴です。また、訳文品質チェッカーや用語集管理機能を備え、多言語展開における翻訳コスト削減と制作期間短縮を支援しています。

同じく3位は、居住空間に適応し家事を代行するセミヒューマノイド型サービスロボット「MW bot」を提供するMW(エムダブリュー)で、30億円を調達しました。
「MW bot」は、完全な人型に限定せず、住環境そのものと融和する設計思想を採用したセミヒューマノイドロボットです。自律移動技術や各種センサー、AIによる認識・制御技術を活用し、安全性と効率性を両立しながら家庭内を移動し、掃除や運搬などの汎用的な家事タスクを遂行する点が特徴です。住宅という日常空間での継続利用を前提に、人の生活リズムに自然に溶け込み、居住者を日々の家事負担から解放することを目指しているとのことです。

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