【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-9月)

2022-10-19
【STARTUP DB】調査結果 国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-9月)

成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:志水雄一郎 以下、フォースタートアップス)は、継続的に国内スタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2022年1月1日〜9月30日までを対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1-9月)」を発表いたします。

3社が新規ランクイン、アンドパッドは122億円を調達

2022年1-9月の国内スタートアップ資金調達金額ランキングでは、SkyDrive、アストロスケールホールディングス、Ubieが新規ランクインを果たしました。さらに、先月のランキングで13位にランクインしていたアンドパッドは122億円の調達を発表し、3位に浮上しました。

空飛ぶクルマを開発するSkyDriveは、2022年9月に第三者割当増資と銀行融資により96億円の資金調達を実施しました。シリーズCラウンドとなる本調達には、SCSK、関西電力、近鉄グループホールディングス、スズキ、損害保険ジャパン、東京海上ホールディングス、豊田鉄工、日本化薬、日本発条、ペガサス・テック・ベンチャーズ、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、りそなグループの計13社が参加。同社は現在、2025年の大阪・関西万博開催時に、大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指し、2人乗り機体「SkyDrive式SD-05型」(「05」)の開発を進めています。

宇宙機の安全航行を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、デブリ)除去サービスを開発するアストロスケールホールディングスは、三菱UFJ銀行と50億円の融資契約を締結し、15位に新規ランクインしました。また、その他に登記簿より確認した調達を合わせ、2022年1月から9月までの調達金額は58億3,000万円となりました。今後は、スペースサステナビリティに関しての意識の高まりと共に増加する同社サービスに対する需要に応え、今回の融資契約を通じて開発を加速していく方針です。

Ubieは、AI問診サービス、診察サポート機能を持つ高機能問診票アプリ「AI問診ユビー」を運営するスタートアップです。登記簿より資金調達を確認し、1月から9月の調達金額は54億6,000万円となりました。

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」などを提供するアンドパッドは、2022年9月、シリーズDラウンドにおいて総額122億円の資金調達を実施しました。本調達は、Minerva Growth Partnersをリード投資家とし、米国機関投資家、T. Rowe Price、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、ジャパン・コインベスト、日本政策投資銀行、フォースタートアップス、三菱UFJ銀行、商工組合中央金庫が参加しました。本調達と今後の戦略的な投資領域に関する基本方針を“ANDPAD Second Act”と位置付け、6つの戦略的投資を推進するとともに、建設業界全体の課題解決を目指しています。

累計資金調達額100億円超えは15社

トップ20にランクインしている企業のうち、累計資金調達金額が100億円を超えている企業はアルム、LegalForce、アンドパッド、ティアフォー、Spiber、ソフトバンクロボティクスグループ、SkyDrive、クリーンエナジーコネクト、AIメディカルサービス、テラドローン、Synspective、CureApp、UPSIDER、Rapyuta Robotics、アストロスケールホールディングスの15社です。

2022年10月6日時点で、2022年9月における資金調達金額の中央値は1億9,828万円、平均値は5億745万円、資金調達合計金額は426億2,596万円となりました。(一部融資や社債での資金調達を含む)

ランクイン企業のピックアップニュース

シェアリングエネルギー

シェアでんきを運営するシェアリングエネルギー、アドバイザーに内山博文氏(リノベーション協議会会長)が就任(2022/09/06)

SkyDrive

日本最大級のベンチャー・カンファレンス「ICC サミット KYOTO 2022」にて「デザイン&イノベーションアワード」の 準グランプリ受賞(2022/09/08)

Synspective

Synspective(シンスペクティブ)、自社3機目の小型SAR衛星「StriX-1」 軌道投入に成功(2022/09/16)

アルム

医師の成長を支援する手術ライブ配信サービス「OPE shares」を提供開始 〜名医から若手医師への技術伝承を支援〜(2022/09/30)

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『STARTUP DB ENTERPRISE』とは?

スタートアップエコシステムにおける事業会社や投資家などのエコシステムビルダーの皆様と、国内スタートアップ、それぞれが信頼のできるパートナーとのアライアンス機会の創造をサポートする機能です。また、成長産業に特化した情報プラットフォーム『STARTUP DB』をさまざまな機能をアップグレードしてご利用頂けます。

https://is.gd/KV69Xw

【調査概要】
タイトル:「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」
・調査期間:2022年1月1日〜9月30日まで(2022年10月6日時点)
・レポート記事:STARTUP DB  (https://startup-db.com/magazine/category/research/funding-ranking-202209

・調査機関(調査主体):自社調査:フォースタートアップス株式会社

・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報

・有効回答数(サンプル数) :15,000社

・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計

※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

STARTUP DB(スタートアップデータベース)について

国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、15,000社以上の日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版リリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。

https://startup-db.com/

【フォースタートアップス株式会社 概要】

社名:フォースタートアップス株式会社

代表者:代表取締役社長 志水 雄一郎

設立:2016年9月1日

事業内容:成長産業支援事業

証券コード:7089(東証グロース市場上場)

所在地:東京都港区六本⽊1-6-1 泉ガーデンタワー36F

https://forstartups.com/ 

フォースタートアップスは、「(共に)進化の中心へ 」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、インターネット/IoTセクターをはじめ、ディープテック等リアルビジネス領域も含めた起業支援と転職支援を中核とした成長産業支援事業を推進。国内有⼒ベンチャーキャピタルと連携したスタートアップ・ベンチャー企業への戦略的資⾦⽀援や、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」の運用、及び、大企業や行政との共創モデルによる産業エコシステム強化にも取り組んでいます。今後もミッション・ビジョンとともに、日本の成長・発展に貢献してまいります。

採用情報については、 当社の採用ページをご確認ください。
https://www.forstartups.com/careers

【本件に関する取材等のお問い合わせ】
フォースタートアップス株式会社 PR担当 : 宮本、堀
[TEL : (代表)03-6893-0650 / FAX:03-6893-0651 / MAIL : pr@forstartups.com

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